2024年3月16日
不動産業界歴23年のKです。
先日、東京カンテイが公表したマンション価格の年収倍率によると、築10年の中古マンションの年収倍率が、2022年全国平均で7.27倍と前年から0.73拡大し、集計以来初の7倍台に到達となり、首都圏平均は2.27倍拡大して11.21倍まで急伸しているとのことです。
私が売買仲介に従事していた頃、住宅ローンの借り入れ可能上限額は6.5倍程度でしたが、それをはるかに上回る水準になります。
ちなみに新築マンション年収倍率は全国平均で9.66倍、首都圏では12.47倍になっており、2023年の年収倍率はさらに上昇する見通しとのことです。
マンション価格は夫婦二馬力でのペアローンぎりぎり相当額が常態化しておりますが、昨今は、住宅ローンの長期固定金利上昇も顕著に表れてきておりますので、物件立地の選定や余裕を持ったライフプランがより一層必要かもしれません。
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『ホームサーチの老後不動産について』