マンションの定期総会に出席して

高齢化マンション対応スタッフのAです。

先日、弊社で1部屋所有をしているマンションの定期総会に出席しました。
当マンションは居住している方の約４割が６５歳以上の高齢者で、その内の３割がお一人でお住まいとの事で、議題のひとつに“高齢居住者へのサポート対応について”がありました。
居住者からは、「まだまだ元気だから大丈夫」「人に迷惑をかけたくない」など、サポートを受ける必要はないという声があがる一方、「他の居住者との関係が希薄になることで、万が一、孤独死が発生してしまったら、マンション全体の価値が下がる可能性がある」など、具体的な議論が交わされ、管理組合としてどのような対応ができるか活発な意見交換がありました。

「高齢者のお悩み解決の総合商社」の一員である私は、この知識と経験が少しでもお役に立てることがあればと、意見を述べさせていただきましたが、居住者の超高齢化に目を背けることなく、議論が繰り広げられる光景は、近年言われている近隣住民との関係性の形骸化・疎遠化にはほど遠く、声を掛け合うことの重要性・コミュニケーションの大切さを再認識した次第です。