もっと早く相談してくれていたら

2023年7月13日

社長の森角です。
弊社は「おひとりさま高齢者（独居高齢者）の支援サポート」を専門に行っています。

以前ご相談いただいた方への後悔について綴ります。
弊社が支援を行う前にお亡くなりになってしまい、その方の想いを実現することができませんでした。

その方の紹介を受けたのは介護の専門職の方からだったのですが、ご相談頂いた時点ですでに余命わずかなのは明らかでした。
速やかに、その方の背景確認や事務手続きを進め、公証人立会いのもと公正証書遺言を作成する段取りでしたが、公証人とのスケジュールが合わず、19日後のアポイントとなってしまいました。

我々に相談が来るときには問題が顕在化していることが多く、至急の対応を迫られます。
しかし、この方は公正証書遺言を作成する前にご逝去されました。

様々な家族関係から、親族に財産を相続させたくないというご意向でしたので、立派に育ててくれた大学と、お世話になった病院に全額寄付する旨を遺言書にしたためる予定でしたが、叶いませんでした。
残された財産がもとで相続トラブルに発展し、家族関係が崩壊することを気に病んでおられたので残念でなりません。

その後悔を二度と繰り返すことのないよう、現在では通常3ヶ月程度かかる手続きを、全て自社で内製化することにより、大幅に時間短縮できる体制を構築しました。
通常では間に合わない「至急対応を必要とした方の支援」が弊社の強みです。

高齢者の体調は急変するため、一日一日が非常に大切です。
ご本人だけでなく、周りでサポートしている方からのご相談もお待ちしております。

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