荒れ墓を減らすためにできること

2023年7月12日

社長の森角です。
全国の霊園や墓地で管理されない荒れ墓が急増しています。

その背景にあるのは、おひとりさまの増加や核家族化、人口減少の他にも、お墓参りの文化が薄れていることも要因の一つなのかもしれません。

私はビジネスバッグにお線香（香りと煙の量が違う3種類）とライターを常備するほど、色々な場所でお墓参りをしています。
先日、埼玉県の霊園を訪れると、半数近くが荒れ墓になっていました。
雑草が生え、墓石が落石するなど、見るに堪えない状態が目立ちます。
お墓に眠る御先祖はどう思われているのか、不憫でなりません。

今後も管理不足の荒れ墓や無縁仏は、急激に増加すると思われます。
無縁仏を防ぐためにも、事前の準備が必要です。

当社は「おひとりさま高齢者（独居高齢者）の支援サービス」を専門に行っています。
近年のご相談内容でも、「私以外にお墓を管理する者がいないので生前に墓じまいをしたい」という内容が増えています。
しかし、おひとりさまが生前に墓じまいをしてしまうと、ご本人が亡くなった時、家族が眠るお墓に一緒に入ることができません。それはとても寂しい事だと思います。

そのため私たちは、「生前からご逝去後までフルワンストップで支援を行いますので、ご自身がご逝去された時は家族が眠るお墓に納骨して、一周忌または三回忌を終えてから墓じまいの手続きを行います」と提案しています。このような提案をする会社は他に無いため、みなさん驚かれますが、とても安心していただけます。

身近に支援者がいれば問題ありませんが、頼る方のいないおひとりさま（独居高齢者）が急増しています。そんな方に少しでも寄り添うことができればと思い、この事業を始めました。
地道な取り組みではありますが、このような活動を通じて、荒れ墓や無縁仏を減らすことができると確信しています。
みなさんが安心して人生を締めくくることができるよう、これからも尽力してまいります。

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